徒然なるままに L

January 7, 2019

【徒然草 序段】

 

Ⅰ.原文

つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

 

Ⅱ.HD訳

特にこれといった予定のない日に、

一日中、

パソコンに向かって、

次から次に心に浮かぶ他愛のない色んなことを、

とりとめもなく書いていると、

妙な気持ちになってくるから不思議だ。

 

Ⅲ.HDの感想

兼好法師は、1283年(弘安6年)~1352年(正平7年・文和元年)に生き、享年は70歳と推定されているらしい。今(2019年)から約700年前の時代を生きた人である。

兼好が、暇に任せて、一日中、他愛のないこと(もちろん謙遜というか自分自身を揶揄して言っているのでしょう)を書きまくっていたという風景は、今日我々が夜な夜なネットサーフィンをしたり、ブログを書くのというのと全く同じ風景ではないだろうか。そう思うと、この詰まらないブログを書くことも許されそうである。

 

Ⅳ.単語調べ

1.日暮らし:一日中(byオンライン古文テキスト)

2.よしなしごと【由無し事】:つまらないこと(byオンライン古文テキスト)

3.そこはかとなく【そこはかと無し】:何ということもない・はっきりしない(byオンライン古文テキスト)例文 [古]そこはかとなき虫の声ごゑ聞こえ [訳]どこからだかはっきりしないいろいろな虫の音が聞こえ 出典:源氏物語 帚木

4.あやしう→あやし

1.不思議だ、神秘的だ。 (byマナペディアトップ > 高校 > 古文 > ことば > 単語 > 古文単語「あやし/怪し/奇し/賤し」の意味・解説【形容詞シク活用】)

例文 [出典]:枕草子 清少納言 「ただ文字一つに、あやしう、あてにもいやしうもなるは、いかなるにかあらむ。」[訳]:ただ言葉遣いの一つで、不思議なことに、上品にも下品にもなるのは、どういうわけでしょうか。

※「あやしう」は、「あやし」の連用形のウ音便

※(一)「怪し/奇し」と(ニ)「賤し」とでは意味が異なる。

5.ものぐるほし【物狂ほし】:狂おしい気持ちだ。気持ちが高ぶる。ばかげている。

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