top of page

秀樹氏の 月命日に 薔薇の花

更新日:2023年9月30日

(by Koji Mukoguchi)

(里山通勤だより(2018年6月16日 土曜日 昼 事務所付属ガーデンにて):

秀樹氏の

月命日に

薔薇の花

大阪の南海難波駅(地下鉄御堂筋線 難波駅)に隣接して「なんばパークス」(商業施設)がある。ファッションの店舗街や本屋、さらにはレストラン街もある。この「なんばパークス」とガーデン式の渡り廊下(7階レベル)で繋がっているのが「パークスタワー」というオフィフビル棟である。弊所はこのオフィスビルの19階に入居している。

この土曜日も休日出勤であった。私は自営業であるから、土日も平日も関係ないのであるが、周りが休日気分になると、私も休日出勤という気分になる。

昼休みを1階で過ごした後、エレベーターで19階に上がると、一人の年配のご婦人がおられた。歳の頃なら60歳前後である。明らかにこのオフィスビルに迷い込んだと思われる。そのご婦人はエレベーター前の通路をうろうろされていた。間違ってオフィスビルに入ったことに気づいて、エレベーターで1Fに降りるところなのだろうと思った。ところがいきなり声をかけられた。

ご婦人「西城秀樹さんの手形がこのビルにあると聞いてきた。どこでしょうか?」

私「西城秀樹の手形?」「それなら、隣のビル(なんばパークス)でしょ。」「7階で繋がっていますから、まず7階から行かれたらどうですか?」

ご婦人「わたくし、西城秀樹のファンなんです。今日は、秀樹の月命日なんです。どうしても、その手形をみたくて・・・あの方、心も優しかったんですね。・・・」

私(西城秀樹と言えば、ついこの間、若くして(?)亡くなった有名歌手である。実は、西城秀樹や当時の新御三家、野口五郎、郷ひろみと私は同学年である。西城秀樹の手形なら、同学年の盟友として私も見てみたいな。しかし、そんなものが隣の(なんばパークス)にあるなんて聞いたことないな。このおばさん、手形にたどり着けるのかな・・・)などと、思いつつ、

私「7階から隣に行くのは分かりにくいから、案内しますよ。」

・・・隣のなんばパークスで、若いお客さんや、店舗の人や、警備員の方々に尋ねつつ、たどり着いたのが写真の場所である。

西城秀樹にはバラが似合う。そして、そのバラが供えられていた。そこで、この一句となった。

秀樹ファンの方、ご案内します。@なんばパークス


閲覧数:78回0件のコメント

最新記事

すべて表示

<高校時代は人間力の醸成の大事な時>

宮内 直(技術士、工学博士、機械学会フェロー) 地方公立名門高校の卒業生は人間力と好奇心・地頭が強く伸び代が大。率直で元気で挑戦的、ストレス・逆境に強く、様々の境遇の仕事相手の懐へ初対面でも飛込む。また地方の親達は「子供は何とか国立大学へ」と懸命に働き、子供もその感謝で社会...

bottom of page