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クリスマスイブにふと・・・

執筆者の写真: MukoGuchi IP Law FirmMukoGuchi IP Law Firm

更新日:2020年1月25日

(by Koji Mukoguchi(里山通勤だより 2019年12月26日木曜日朝 から ))


クリスマス 老いて唱える 南無阿弥陀


ナンマイダ 座布団一枚 ナムアミダ


1か月に一度、歯のクリーニングに通院する。

担当の歯科衛生士(Ms.)は若かい。

ひと通り、クリーニングが終わったので、彼女に声をかけた。

(私)「今日はクリスマスイブ。仕事が終わったら、パーティですか?」

(彼女)「そんなのは無いです。ボッチですよ(笑)。」

(私)「若いのに、もったいない。もっと遊ばなきゃ(笑)。」

(彼女)「ですね。」

クリスマスイブか。

20歳台前半の独身時代、クリスマスは酒を飲んで騒ぐための

絶好の口実となる日だった記憶がある。

結婚後は子供たちとの家庭クリスマス。

今や、子供たちも家を離れ、それぞれ家庭を持っている。

残された2人きりの夫婦では、特に家でクリスマスということもない。

物の断捨離中であるから、物のプレゼントの交換ということもない。

無宗教の国といわれる日本である。

キリスト教徒ではない。仏教徒でもない。

祖母は仏教徒(浄土真宗)であったと、言えよう。

その時代、村ではおおかたが仏教徒(浄土真宗)であったと思う。

幼少期、

「南無阿弥陀仏」「ナムアミダブツ」「ナンマイダー」と

祖母のみならず、村のご老人達が唱える念仏を

よく耳にした。

念仏を唱えてさえいれば、極楽浄土に行けるらしい。

結局、色々に身につけたものが落ちて行くと、

残るのは幼少期に身についたものなのか。

ナムアミダブツ・・・最近ふと口に出ることがある。

「ナンマイダー」「何枚だ?」は、

当時の当地の小学生の定番のだじゃれだ。


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