top of page

駆け抜けし 昭和の星(スター)ら 浄土へと

更新日:2020年6月8日

人間、「はい、ここまで」という日は来る。

突然来る(交通事故など)。

一定期間の予告をもって来る場合もある(癌の告知後数か月から数年など。)。

病床に2、3日臥せれば、あっという間の身体の衰えを意識する。

身体、頭、目、手、足を動かしての命である。

「はいここまで」が来るまで、毎日、身体、頭、目、手、足を動かすことだ。

それは試験の1時間と同じだ。一生は試験の1時間だ。

「はいここまで」と言われるまで必死に解答する。

「はいここまで」と言われるまで必死におもしろいことをする。

試験の1時間のうちに、ふと解答の手と頭を休めることもあろう。

一生のうちに、ふと解答の手と頭を休めることもあろう。

しかし、1時間の試験の間ずっとぼーっとする訳には行かない。

しかし、1時間では完全な解答を書き上げるには短すぎる。

一生ずっとぼーっとするには長すぎる。

完全な解答を書き上げるには短すぎる。

「人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。」

(中島敦「山月記」)ということか。



享年70歳 志村 けん(しむら けん)

享年76歳 梓みちよ(あずさ みちよ)

享年82歳 古井 由吉(ふるい よしきち)

享年82歳 大林 宣彦(おおばやし のぶひこ)

享年84歳 野村克也(のむら かつや)

享年85歳 野村 沙知代(のむら さちよ)

享年85歳 加戸 守行(かと もりゆき) 1934年9月18日~ 2020年3月21日。

享年86歳 宍戸錠(ししど じょう) 1933年12月6日 - 2020年1月18日 

享年87歳 横田 滋(よこた しげる) 1932年11月14日-2020年6月5日


むこぐち特許事務所 Top page

閲覧数:9回0件のコメント

最新記事

すべて表示

著者 田中旨夫:沖縄のあかみちクリニックの元院長。101歳の現役医師。医師歴72年。 1918年台湾生まれで現在は台湾の「台湾正生婦幼聯合のCLINIC」で患者を毎日診ている。 医師であった父のすすめで医学の道へ進み、1943年に昭和医学専門学校(現・昭和大学)を卒業。現在も週5日、内科医として働いている。 総論 規則正しい生活習慣(食生活 社会生活 睡眠生活)→100歳を超えても若者並みに動ける

2020年2月21日(金)アップ(縁と情) コンピューターがどんなに発達しようとしても、仕事の中心は人間だ。ならばそこには「縁」と「情」が生じる。それに気づき、大事にした者がレースの最終覇者となるのだと思う。 https://meigen-ijin.com/nomurakatsuya/ 2020年2月20日(木)アップ(長所は短所 短所は長所 ) 不器用な人間は苦労するけど、徹してやれば器用な人間

日経新聞2020年2月19日付朝刊広告より 「裁判官も人である-良心と組織の狭間で-」 岩瀬達哉 著 講談社 ・「最高裁に逆らう」ことの意味 ・原発裁判と出世 ・「コピペ判決」が横行する ・恵まれた天下り先、手厚い年金 ・「東大法学部」と裁判所の関係 ・死刑判決を下した裁判官たち ・裁判所が作った冤罪 ・誤判を下した裁判官の出世 ・裁判員は「お飾り」 ************ 100人を超える裁判

bottom of page