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<北京・洛陽紀行>2019年11月6日(三日目)

(by S. Miyauchi, Professional Engineer, Doctor of Engineering, JSME Fellow)


6日は北京西駅から高鉄(中国新幹線)で、秋霞の河北の大平原を南下。劉備や趙匡胤ゆかりの涿州、趙雲ゆかりの保定を過ぎた頃、並走する水路には「南水北調」の看板。冬小麦が芽吹いて広大な畑は青々。

また北京向けの高付加価値作物を作るのか、処々にビニールハウスがあった。また人家や畑を遮る高木の並木は、防風林いや防砂林か。石家荘から邯鄲にかけては一層、秋霞がかかり太行山脈は見えず。殷の古都、安陽から黄河を渡り鄭州へ。殷の興隆と晋楚の中原の競覇、更にその後の各王朝の興亡を知るは黄河のみか、更に鄭州から続く黄土高原の深い谷と切立つ崖に、劉邦と項羽の天下分け目の持久戦、滎陽・成皋の攻防を思った。

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